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トラブル処理
「お風呂場の修理が半額」というチラシを見て頼んだ所、2日程でタイルの補修工事が済みましたが、「お宅も大分あちこちガタが来ているねぇ、とくに屋根は葺き替えたほうがいいよ。」といわれ、金額を聞くと「まぁ200万円ぐらいかねぇ。」といわれました。これって安いのでしょうか。築20年36坪の2階屋です。
もう少し詳しいお話を伺わなければなりませんが、いまあちこちで「次々販売商法」というのが問題になっています。最初は少額の修理を行って、相手を見ながら、次々とリフォームをすすめる悪徳商法の一つです。

ご相談のケースは、形は大変似通っていますが、本当にお宅のことを心配してのアドバイスかもしれません。高額の契約をする前に、必ず次の手順を守って下さい。
  • その業者が地域で何十年も営業していて信頼できるかどうか(資格を持った技術者がいるかどうか。近くで施工した例があるかどうか等)詳しく調べる。(分からない時は、一般社団法人全日本瓦工事業連盟の公式サイト[■HP]で探すことができます。)
  • きちんとした見積り(金額、工事場所、内訳、工事期間等を明記したもの)をとる。
  • 契約に当たっては、契約書、契約約款、図面、仕様書等が、揃っているかどうかチェックする。
こうした手順を踏んで、大きな問題がなければ合格です。工事価格は、そのお宅ごとに違いますので、高い安いは一概に言えません。できればあと2社ぐらいから見積りをとって比較してみて下さい。

また、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは「リフォーム見積チェックサービス」[■HP]を行っていますので、契約前にこちらへ相談されるのも良いでしょう。