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スレート屋根が大分くたびれて来たので、今度はぜひ瓦屋根に葺き替えたいのですが、重量その他で問題はありませんか。
スレート屋根の場合、基本的に構造のチェックが必要となりますので、建てられた工務店等にご相談下さい。また、屋根が傷んでいる場合は、瓦をのせる野地板や屋根を支える構造材(たる木・もや・つか)が、長い間の雨水によって傷ついている場合が多いので、スレートと瓦の交換に加え、そうした工事も必要になりますので、「瓦屋根診断技士」など、専門の技術者に見てもらうことが大切です。工事代金も、そうした内容によって違って来ますので、信頼できる工事業者を選びましょう。

またトタン屋根などの場合には、葺き替えに必要な屋根の勾配がない場合がありますので(一般にトタン屋根の勾配は緩く出来ている)、専門家と相談して下さい。「大丈夫、何の問題もない」などといって契約を急ぐようなリフォーム業者だけは避けてください。

「瓦屋根診断技士」は、内閣府所管の一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)が、国家資格の「かわらぶき技能士」と「瓦屋根工事技士」の両資格を合わせ持つ、高い技術、技能を持つ工事技術者に与える資格ですから、わが国では、最も信頼できる屋根のプロフェッショナルな資格といえましょう。一般社団法人全日本瓦工事業連盟の公式サイト[■HP]で探すことができますので、直接お尋ねください。