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瓦屋根と地震
中学に通う次男が、学校で「このあたり一帯の地下には活断層が走っていて危険」と教わって来ました。それ以来、ちょっとした地震の揺れでも不安でなりません。瓦屋根の古い家(築40年)ですので、対策を立てたいのですが、何から始めればいいですか。
まず、一般社団法人日本建築防災協会の公式サイト[■HP]に、耐震対策について自治体や建築技術者への相談窓口や、都道府県の耐震改修促進計画・支援制度など詳しく掲載されていますので、お住まいの耐震診断をしてもらい、専門家の指示通りの補修が必要です。自治体の中には、耐震改修工事費の補助を行っている所も少なからずありますので、それらの制度を利用されることをおすすめします。

地震は、プレート(地殻)が大陸棚の下に沈み込む時に、起きるとされています。日本付近には、フィリピン海プレート、太平洋プレート、北アメリカプレートが複雑に入り組んで沈み込んでいますので、いつでも巨大地震が起こる危険性があるといわれています。また直下型地震は、地殻が上下にズレたり、左右にズレたりする活断層のズレが原因で起こるとされています。

最も記憶に新しい直下型地震は、阪神地区に大きな被害をもたらした阪神・淡路大震災です。直下型地震の特徴は、揺れの範囲が狭く限定的で強い点にあります。活断層の上にある建物が、他より大きな被害を受けることも確かなようです。活断層は、地表に表れることが少ないため、どこに、どのくらいの長さで走っているかは、なかなかわかりません。 しかし、活断層研究会の調査によると、日本国中活断層が走っているそうです。

活断層については、国立研究開発法人産業技術総合研究所「活断層データベース」[■HP]で調べることが出来ます。または、市町村役場に詳細な地図があるはずですから、一度お問い合わせ下さい。